今回は…
今回はプログラムで四則演算(+、-、×、÷)をしてみて、その結果を出力してみようと思います。
出力は、前回同様 writef(数値) を使っていきます。
D言語での演算子(+とかの記号のこと)の対応は今回のミソのとおりです。(プログラム内では全角文字の+や-、×や÷と書いてはいけないのです)
今回のミソ
- 計算に使う+や-の記号のことを、演算子と言う。
- 普通の演算子とD言語の演算子の対応は以下のとおり。
- 加算(+) … +
- 減算(-) … -
- 乗算(×) … *
- 除算(÷) … /
- 演算の優先順位は常識どおり。
- ( ) (括弧)も使える。
- [ ] (大括弧)や { } (中括弧) は、計算の優先順位のためには使うことができない。
サンプルコード
sample0201p.d
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 | - ! - | - ! - | | | ! | - ! - ! | | - ! | | - ! | | - | ! | | - ! | - | ! - ! ! |
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Tango用はこちら |
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実行結果
1 2 3 4 5 6 7 |
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今回は…
前のプログラムでは、四則演算をしましたが、D言語だとほかに余剰というものを計算することができます。
余剰というのは、割り算をしたときのあまりで、たとえば10÷7なら3があまりになります。
これを計算する方法があったりします。
ほかにも、5÷2をしたとき、前回の方法では、2と出てしまいます。これはおかしいですね。
これは、「整数」で計算した答えが、「整数」でしか出せないためです。
これを解決するには、「実数」で計算して、答えを「実数」で出すようにすることです。
まとめ
というわけで、今回は文字列を連結させることができるよっていうお話でした。
もっとも、D言語では、文字列は「文字の配列」という扱いなので、配列の連結といったほうが正しいのでしょうが…
配列についてはもっと後のほうの講義ですので、今は文字列の連結という感じで覚えておくといいと思います。
お次へどうぞー
#summary - まとめ
第01章のミソ
- 計算に使う+や-の記号のことを、演算子と言う。
- 普通の演算子とD言語の演算子の対応は以下のとおり。
- 加算(+) … +
- 減算(-) … -
- 乗算(×) … *
- 除算(÷) … /
- 演算の優先順位は常識どおり。
- ( ) (括弧)も使える。
- [ ] (大括弧)や { } (中括弧) は、計算の優先順位のためには使うことができない。
- 余剰の演算子は、 "%"
- 整数の後に、.0をつけると、実数として判断される。
- 実数で計算すると、実数で計算結果が出てくる。
- 文字列を結合する演算子は ~ (チルダ)
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Last-modified: 2015-04-04 (Sat) 16:32:40 (JST) (2121d) by ゲスト